「最近、髪が抜けやすいような…」そんな思いをしていませんか?
LEAD世代の30代になると気になるのが、やはり抜け毛・薄毛ではないでしょうか。
そこで今回は、薄毛の救世主ともいえる存在、専門美容室「INTI」さんにお邪魔して、どんな髪型が薄毛に見えてしまうか、薄毛に見えない髪型やスタイリング方法など、薄毛の対策方法について、教えていただきました。
INTI 河津典全(かわつ・のりまさ)さん
【ヘアデザインで人生を変える】をコンセプトに、薄毛に悩み男性のコンプレックスをヘアデザインによって軽減するヘアサロン「INTI東京」のデザイナー。その卓越した技術によって悩みを抱える多くの男性たちを救ってきた。自身も薄毛が気になっているということで、お客様の気持ちに寄り添ったカットができるのだという。「お客様から本当にうれしいと涙ながらに感謝していただくこともあります。この上ない幸せで、とてもやりがいを感じています」と河津さん。INTIは渋谷本店を皮切りに、東京、大阪と支店を拡大。今後は日本国内だけでなく海外へも増やしていく予定なのだとか。
「INTI」は薄毛に悩む人を救うヘアサロン!
河津さん「代表である宮本洋平が起こしたヘアサロンです。以前は、表参道にある大手サロンに所属していたのですが、宮本のところに薄毛に悩むお客様がよくいらしていて『髪型が変わるだけで外に出られるようになった』という声を聞いていたんです。
さらに宮本も僕も40歳を超えてきて、自分たちも薄毛にすごく悩むようになってきた。しかも美容師という職業柄、人に見られる仕事ですし、髪の毛を扱う職業なので、より悩みが深くなってきたんです。
薄毛の方たちの気持ちが痛いほどよくわかる。そこで、薄毛の悩みに寄り添いながら、そう見えないかっこいいヘアスタイルを作るという明確なコンセプトを持つINTIが立ち上がりました。薄毛の悩みをヘアカットの技術で解決に導けるということに対して、すごくやりがいを感じています。
INTIの特徴1 カットが終わるまで誰にも会わずに済む
河津さん「うちのサロンの強みは、薄毛をカバーしながらかっこいい髪型にすることが特徴です。
いらっしゃるお客様の悩みやスタイルに合わせて髪型を提案しています。また、サロンに来たお客様は担当させていただく美容師以外にはだれにも会わない設計になっています」
半個室のサロン台(写真上)とシャンプー台(写真下)。受付からカットを終えて外に出るまで店内では担当のヘアスタイリスト以外は会わないという嬉しい配慮がポイント!
INTIの特徴2 薄毛に悩む30~40代が多く集まる
河津さん「30代・40代は非常に薄毛に悩まれているお客様が多いですね。年齢的にやはり一番気になる年代だと思います。ただ最近は、20代前半のお客様もかなり増えています。植毛手術をしている方もいますし、特に若いほど悩みは深刻ですね。
また職業でいうと実はお医者さんが多い。さらに偶然かもしれないですけれど、過去に部活や仕事でヘルメットを着用していた、という経験を持つ方も多いです。因果関係はよくわからないですけどね」
ビルの2階に位置するINTIのエントランス。スタイリッシュな外観と「Change Your Life」の言葉が目に飛び込んでくる。この一言がわくわくさせてくれる。
INTIの特徴3 髪型の変化にも触れてほしくない。そんな気持ちに寄り添う
河津さん「薄毛の男性の場合は、髪型に関わることで周りに気づかれたくないという人も多いんです。僕もすごくよくわかります(笑)。そういう気持ちがあるお客様の場合は、徐々に徐々に変化させていくようにしています。まずは悩みを打ち明けてみてください」
薄毛になりやすい人の特徴とは?
河津さん「あくまでも過去に僕が担当させていただいた薄毛の方を見てきての体感ですが、以下の2つが当てはまると思います」
・もみあげがくせ毛で薄い
・頭蓋骨のサイド部分(ハチではない)が張っている
「特にもみあげがくせ毛で薄い人は、将来的に薄毛になりやすいかと思いますので、気を付けてみてください」
薄毛の人に似合う髪型とは?
Creative commons
河津さん「お客様によっても薄毛の形によっても異なります。M字なのか、全体的にない(びまん型)のかによっても違いつつも、瞬時にスタイルを判断しています。まずは髪を切ってもらったほうがいいですね。長いよりも短いほうが圧倒的にいいんです」
全体を短くカットし、後ろのほうから髪を持ってきて前髪にすることで前面の薄さを大胆にカバーした。これ、カットだけですよ!ここまで変われるなんて・・・脱帽です!
河津さん「実はサイドから薄くなるという人はほとんどいなくて、上が少ない方が絶対的に多い。薄毛で髪が長いと、薄毛が協調されてしまうんです。よりサイドとトップとの毛の量に差が生まれてしまうんですよね。薄いのを隠すために長く伸ばしている人もいますが、それは実は逆効果。サイドにはボリュームがあるのにトップが少ないと、清潔感もなくなってきます。ですから、髪が長い方はまずショートにしましょう。私ぐらいの長さか、さらに短めぐらいがいいでしょう」
薄毛のスタイリング技
①朝はお湯で洗ったほうがいい!
河津さん「よく朝シャンプーをするのは頭皮によくないといいますよね。実はこれはこれで合っています。ですが、薄毛の方の場合は、寝ている間にかく汗に負けてしまうんです。つまり朝起きた時点でペタッとしているわけです。そこに油分の高いワックスやスタイリング剤などをつけてもボリュームは出にくい。そこで、まずはお湯で流す程度でいいので、シャワーを浴びながら10秒ほど髪の油分を落とすようにしましょう。これによってボリュームの出方が全然変わってきます」
②シャンプーは高機能なものを選び泡立てて洗う!
河津さん「シャンプーは直に頭皮と接するものなのでこだわれたベストです。おすすめしたいものは、フローレン入りの抗酸化力の高いものや、クレンジング力のある高機能なもの。シャンプーは直接の液で洗うよりも、泡で落としたほうがいいので、よく泡立ててから洗うようにしましょう」
③リンスやコンディショナーは必要ない!
河津さん「リンスやコンディショナーは高機能なものであればよいですが、そうではないものの場合は、せっかくの髪のボリュームをつぶしてしまうものが多いのです。ですから、シャンプーだけで十分です」
④ドライヤーを後ろから当て乾かす!
河津さん「油分がある人は根元からいくらドライヤーを当ててもへたってしまうばかり。
お湯で洗い流したら、前からではなくて後ろから全体に風を当てましょう。すると自然とボリュームが出ます。
よく美容室仕上げは再現するのが難しいと言いますよね。
それは、美容室では必ずまず洗ってからドライヤーをかけるからうまく決まるんです。
なぜかできないその原因のひとつは寝起き後の髪に施すから。髪の油分をお湯で洗い流して、後ろからドライヤーで当てて乾かすことでスタイリングも決まります」
⑤スタイリング剤はジェルはNG!
河津さん「髪の毛って濡れていると透けて見えますよね?
薄毛の方の場合、みんなでお風呂に行くときに頭が洗えないとか、地下鉄の風に当たりたくないという悩みを抱えている人もがいます。
ジェルは今トレンドですが、水っぽい艶感が出て頭皮が透けて見えてしまうので避けましょう。
そこで使用するのは、ソフトワックスとハードスプレーです。
ワックスは少量手に取り横か後ろからつけます。前は手に残ったワックスで整えるくらいでOK。ワックスはあくまでも束感を作るものですので、薄いトップはちょっとだけでいいんです。形が決まったらあとはハードスプレーをかけて固めましょう」
薄毛に悩むお客様からの言葉が原動力
河津さん「この仕事を始めてよかったなと思えることは、何よりもお客様からの言葉です。
以前、薄毛に悩み、10年以上ずっと自分で切っていたという方から『ようやく見つけた!ここなら大丈夫!』と、それからずっと髪型を任せていただけるようになったことは、すごくうれしかったですね。
僕自身も悩みを抱える一人なので、気持ちが痛いほどわかるんです。誰かの役に立っているという実感が持てますね。『髪型のおかげで前向きになれた』とか、『自分が変われた』と言っていただけることは何よりも力になります。
これからも自分の力が誰かのプラスになる限り、喜んでいただけるよう、さらに勉強・努力していきたいと思っています。
もし薄毛に悩まれている方がいらっしゃったら、ぜひ一度INTIにいらしてみてください。変えられる自信があります!」
髪型で人は変わる!変えられる!
髪型次第で見た目は大きく理想に近づくことができる、これこそまさにLEADが伝えたいことのひとつです。
悩みを和らげながら自信に変えてくれるINTIに、ぜひ足を運んでみてください!きっともっと外に出るのが楽しくなるはずです!
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Composition & Text_AIKO FUTAMATA@LEAD