ヘアメイク・萠抜(はえぬき)彰悟です。

男性の肌、きちんとケアできていますか?

僕の周りでは、30代になってからケアをするようになったという人がとても多いのですが、
“まだ何もしていない”
“何から始めたらいいのかわからない”

という人もたくさんいるかと思います。

そこで今回は、正しい保湿方法の第一歩として【メンズのための化粧水のつけ方】をお伝えします。

パシャパシャとただつけるだけでは、せっかく化粧水をつけていても効果は激減してしまいます。

それは、本当にもったいない!

毎日たった1分でいいのできちんと保湿をするだけで、肌がみちがえるようにきれいになっていきますよ。

それでは、早速ご紹介していきます。

Profile_萠抜彰悟(はえぬき しょうご)
1985年生まれ。ヘアメイクアップアーティスト。某有名サロンにて修行を積むのと同時に、資生堂SABFAメイキャップスクールにてメイクを学び、卒業後に独立。現在は、ファッション誌やカタログなどを中心に活躍中。

まずは、化粧水の正しい選び方を知ろう!

化粧水は、ご自身の肌質で選ぶのが簡単。
以下が簡単な見分け方です。まずは、セルフチェックしてみてください!

肌質の見分け方 → 洗顔後の肌をチェックするだけ!

洗顔をしてタオルで水分をふいた後に、5~10分何もせずに放置してみます。そのときの肌がどんな状態か、以下からチェックします!

A.顔全体がつっぱる感じがあり、乾燥している。粉をふいていたり、カサカサした状態
B.おでこや鼻周りは少し脂っぽいが、ほほ周りはカサカサしている
C.全体的に脂っぽい
D.何も変化がない

A.=【乾燥肌】《選ぶべき化粧水》→ 保湿力の高いもの!
B.=【混合肌】《選ぶべき化粧水》→ 保湿力の高いもの!
C.=【あぶら肌】《選ぶべき化粧水》→ さっぱりタイプ!(アルコールフリー)
D.=【普通肌】《選ぶべき化粧水》→ どんなタイプでもOK!

おすすめの化粧水は、こちらからチェック!

ちなみに、僕はこれを使っています!

THREE バランシングローション 140mL ¥5,800
※写真は、本人私物

僕の肌質は【普通肌】。それでもやはり冬は肌が乾燥してきます。
この化粧水は、肌にたっぷりの水分を含ませてくれるので、使い続けているうちに肌が乾燥知らずになってきました。しかも、肌自体もやわらかくなったんです。
職業柄、女性モデルさんのヘアメイクを担当することも多く、僕自身もこちらの女性用を使っていますが、THREEはメンズも出ています。そちらも同様にGOODです!

それでは、早速正しいつけ方を!

化粧水の正しいつけ方 1 化粧水はたっぷり手に取る

一回の量はちょっと多いかな?と思うくらい使いましょう。
特に冬は、夏よりも多くつけるようにします。

高い化粧水は、もったいないな~と思ってしまうものなので、まずはドラッグストアなどでも購入できる手ごろな価格帯のものでもOKです。
とにかく“たっぷり”が重要!

それはなぜかというと、化粧水を手にとると、そのほとんどが手にも浸透してしまうので、顔に浸透させるためには、多めにとることが大切なんです。

肌の状態によっては、もっとあってもいいかもしれません!
二度つけもあり!

化粧水の正しいつけ方 2 両手になじませたら、顔を包みこむようにおさえるだけ

化粧水を両手になじませたら、てのひら全体で顔を包み込むようにします。

よく、パッティングと呼ばれる、パタパタと叩き込むケアがありますが、これは30代男子の肌にはあまりよろしくない。

実は、それが刺激となり、シミやシワの原因になることもあるんです。

化粧水を肌にしっかり浸透させるには、手の温度でじんわりと毛穴から浸透させると、肌にも優しく、浸透力も高まります。

だいたい、5秒くらいでしょうか。
しっかり押さえて浸透させます。

ほほだけでなく全体的に。おでこやあご、もちろん小鼻なども包み込むように。
やさし~く押さえます。

これだけで、だいぶ肌がしっとりとしました!
肌が手に吸いつく感覚があったら、ベストです!
足りないようでしたら、二度づけしましょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
簡単ですよね?

まずは2週間続けてみてください。
肌がイキイキとしてくるはずです!

ただし、30歳を過ぎた男性肌であれば、さらに【乳液】をつけるのが本当はベストです。

詳しいやり方は、30代男の正しい保湿ケアからチェック!

ぜひお試しあれ!

Hair&make-up / Text_Shogo Haenuki
Hair Direction_Shintaro Futamata
Photography_Kazunobu Yamada
Movie_Gakky,Mulin
Direction_Aiko Futamata
Special Thanks_JEANA HARBOR,Ryuya Ikeda