ヘアメイク・萠抜(はえぬき)彰悟です。
男性の肌は、思った以上に乾いています。
そこで、30代以上の男性におすすめしたいのが、
“化粧水+乳液”の2ステップ保湿です。
正しいつけ方を実践することで、特に乾燥しがちな冬もこわくない!
男性のガサガサ肌は、女性にも、子供にも不評です。
逆にふっくらしっとり、やわらかな肌は“清潔感”があり、モテます!
これ間違いなし!
それでは早速、化粧水と乳液の2ステップ保湿のやり方をご紹介してきますね。
1985年生まれ。ヘアメイクアップアーティスト。某有名サロンにて修行を積むのと同時に、資生堂SABFAメイキャップスクールにてメイクを学び、卒業後に独立。現在は、ファッション誌やカタログなどを中心に活躍中。
そもそも化粧水と乳液の役割とは?
化粧水は、肌の水分を補ってくれるもの。
肌表面には角質の層があるのですが、ここに浸透し、肌を整えてくれます。それによって化粧水に配合されている美容成分や、このあとに乗せる乳液の効果を高めます。
それに対して乳液は、化粧水によって浸透させた水分や美容成分が逃げないようにふたをする役割があります。
また、肌の表面を保護したり、乳液の持つ保湿成分によりうるおいをキープします。
メンズ化粧水・乳液の選び方
顔が全体的にべたつく感じがある【あぶら肌】の人は、さっぱりタイプを、それ以外の人は冬であれば保湿力の高いしっとりタイプを選ぶのがおすすめです。
正しい2ステップ保湿のやり方 01 化粧水をつける
【BEFORE】
わかりやすく、肌を見せたいのでヘアバンドをしてみました。
普段は面倒なのでしません(笑)。
僕は、【普通肌】なのですが、やはり冬は乾燥しますね。
保湿力の高い化粧水と乳液を使っています。
使用するのは、こちら!
(左)THREE バランシングローション 140mL ¥5,800
(右)THREE バランシング エマルジョン 100mL ¥6,800
※ともに本人私物
・手のひらに、たっぷりめに取ります
特に冬は乾燥しますので、多いなと思うくらいでOKです!
・手のひらになじませたら、顔を押さえて浸透させる
手のひらの温かさで、肌にゆっくりと浸透させていきます。
やさしく肌を押さえてください。
5秒くらいでよいと思います。
ホホだけでなく、おでこや小鼻、あごも!
全体的に包み込んでくださいね。
肌が手に吸いつくくらいに整えられたらベストです。
足りなければ、さらに化粧水を足します。
よくパタパタと叩きこむケアが一般的と思われがちなのですが、30代以上の男子の肌にはNGです。この刺激が、シミやシワの原因になることもあるので、絶対にやめてください!
正しい2ステップ保湿のやり方 02 乳液をつける
・手に取る量はワンプッシュ!
1円玉くらいの量を手に取ります。これはTHREEの場合は、ワンプッシュした程度。
※メーカーによって適量は異なりますので、必ず注意書きなどを読んでくださいね。
・顔に乗せて全体になじませる
おでこ、両ホホ、鼻、あごに、チョンチョンと乗せていき、あとは全体になじませます。
・手で優しく包み込む
化粧水と同様に、両手で顔全体を優しく包み込んでください。
僕はこのとき、リフトアップのマッサージもします。
リフトアップを意識して、肌を上にひっぱるように押し上げます。
次に、耳の前からあご、首の下(鎖骨あたり)まで流します。
これは顔によって顔にたまった水分(むくみ)や、老廃物をリンパを使って流せるので、顔がすっきりとします。
力は強すぎないように、あくまでも優しくします。
強くすると刺激になり、シミやシワになることもあるので注意!
まとめ
毎日のたった数分のケアが、大きな差を生みます。
特に30代男子は、20代に比べて肌質が変化しやすいとき。
たっぷりと保湿してあげることで、清潔感のあるもちもち肌が目指せますよ!
ぜひトライしてみてください。
Hair&make-up / Text_Shogo Haenuki
Hair Direction_Shintaro Futamata
Photography_Kazunobu Yamada
Movie_Gakky,Mulin
Direction_Aiko Futamata
Special Thanks_JEANA HARBOR,Ryuya Ikeda